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痛風

痛風は、血液中の尿酸値が異常に高くなることで、関節に尿酸塩の結晶が蓄積し、炎症を引き起こす病気です。特に足の親指の付け根に激しい痛みを伴う関節炎(痛風発作)が特徴的ですが、膝や足首、肘など他の関節にも起こることがあります。痛風発作は、夜間や明け方に突然起こることが多く、数日から1週間程度で自然に治まることもありますが、放置すると発作の間隔が短くなり、関節の変形や腎臓の機能障害を引き起こす可能性があります。当院では、痛風発作の治療はもちろん、尿酸値をコントロールし、発作の再発を予防するための生活習慣指導や薬物療法にも力を入れています。早期に適切な治療を開始することで、痛風による関節のダメージを防ぎ、健康な生活を送ることができます。

痛風の症状について

痛風の最も特徴的な症状は、激しい関節の痛み、腫れ、発赤、熱感です。これらの症状は、痛風発作と呼ばれ、多くの場合、突然始まります。以下に、痛風の主な症状を詳しく解説します。

痛風発作

痛風発作は、通常、足の親指の付け根に起こりますが、足首、膝、肘、手首などの関節にも発生することがあります。発作は、夜間や明け方に突然起こることが多く、数時間以内に痛みがピークに達します。痛みは非常に激しく、わずかな刺激でも耐えられないほどです。関節は赤く腫れ上がり、熱を持ち、触ると非常に痛みます。発作は、数日から1週間程度で自然に治まることが多いですが、放置すると発作の間隔が短くなり、慢性化することがあります。

痛風結節

痛風が慢性化すると、関節の周囲や耳、肘などに、尿酸塩の結晶が蓄積した塊(痛風結節)ができることがあります。痛風結節は、皮膚の下に硬いしこりとして触れることができ、痛みや不快感を引き起こすことがあります。また、痛風結節が関節の動きを妨げたり、皮膚を破って排膿したりすることもあります。

腎臓の障害

痛風が進行すると、腎臓に尿酸塩の結晶が蓄積し、腎臓の機能障害を引き起こすことがあります。尿酸腎症と呼ばれるこの状態は、腎臓の機能低下を招き、慢性腎不全に進行するリスクを高めます。また、尿路結石の原因となることもあります。

痛風の原因について

痛風の主な原因は、血液中の尿酸値が異常に高くなる高尿酸血症です。尿酸は、プリン体という物質が体内で分解される際に生成される老廃物です。通常、尿酸は腎臓から尿として排泄されますが、尿酸の生成量が増加したり、排泄が低下したりすると、血液中の尿酸値が上昇します。以下に、痛風の主な原因とリスク因子を詳しく解説します。

プリン体の過剰摂取

プリン体は、肉類、魚介類、内臓、ビールなどに多く含まれています。これらの食品を過剰に摂取すると、体内で尿酸の生成量が増加し、高尿酸血症を引き起こす可能性があります。

尿酸排泄の低下

腎臓の機能が低下すると、尿酸の排泄が低下し、血液中の尿酸値が上昇します。腎臓病や高血圧、糖尿病などの生活習慣病は、腎臓の機能を低下させるリスク因子となります。

遺伝的要因

痛風は、遺伝的な要因も関与していると考えられています。家族に痛風の人がいる場合、痛風を発症するリスクが高くなることがあります。

その他のリスク因子

  • 肥満:肥満は、尿酸の生成を促進し、排泄を抑制する可能性があります。
  • アルコールの過剰摂取:アルコールは、尿酸の生成を促進し、排泄を抑制する可能性があります。特にビールはプリン体を多く含むため、注意が必要です。
  • 特定の薬物:利尿薬や免疫抑制剤などは、尿酸値を上昇させる可能性があります。
  • ストレス:ストレスは、自律神経のバランスを崩し、尿酸値を上昇させる可能性があります。

痛風の病気の種類について

痛風は、その進行度合いや症状によって、いくつかの段階に分類されます。以下に、痛風の主な病気の種類を解説します。

無症候性高尿酸血症

血液中の尿酸値が高い状態ですが、関節炎などの症状がない状態です。この段階では、治療の必要はありませんが、生活習慣の改善や定期的な検査を行うことが重要です。

急性痛風関節炎

痛風発作が突然起こる状態です。関節の激しい痛み、腫れ、発赤、熱感などが特徴的です。この段階では、痛みを和らげるための薬物療法や、炎症を抑えるための治療が行われます。

慢性痛風関節炎

痛風発作が頻繁に起こり、関節の変形や痛風結節が形成される状態です。この段階では、尿酸値をコントロールするための薬物療法や、痛風結節の除去手術などが必要になることがあります。

痛風腎

痛風が進行し、腎臓に尿酸塩の結晶が蓄積し、腎臓の機能障害を引き起こす状態です。この段階では、腎臓の機能を保護するための治療や、透析療法が必要になることがあります。

痛風の治療法について

痛風の治療は、痛風発作の治療と、尿酸値をコントロールし、発作の再発を予防するための治療の2つに分けられます。以下に、痛風の主な治療法を解説します。

痛風発作の治療

  • 薬物療法:非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、コルヒチン、ステロイドなどの薬を用いて、炎症を抑え、痛みを和らげます。
  • 安静:患部を安静にし、冷却することで、炎症を抑えることができます。
  • 水分補給:十分な水分を摂取することで、尿酸の排泄を促進します。

尿酸値をコントロールするための治療

  • 生活習慣の改善:プリン体の摂取制限、アルコールの制限、十分な水分摂取、適度な運動など、生活習慣の改善は、尿酸値をコントロールするために非常に重要です。
  • 薬物療法:尿酸降下薬(尿酸生成抑制薬、尿酸排泄促進薬)を用いて、血液中の尿酸値を正常範囲内に維持します。

尿酸血症と関節炎(痛風)について

尿酸血症とは?

尿酸血症とは、血液中の尿酸値が高い状態(7.0mg/dL以上)を指します。尿酸は細胞の代謝や食事由来のプリン体から生成される老廃物で、通常は尿として排出されます。しかし、尿酸が過剰に産生されたり、排泄がうまくいかないと、血中に蓄積されてしまいます。

痛風発作:関節炎の正体

尿酸が血中で飽和状態になると、針状の「尿酸塩結晶」が形成され、主に足の親指の付け根などの関節に沈着します。これを異物と認識した免疫細胞が攻撃を始め、激しい炎症=痛風発作が起こります。

  • 「風が吹いても痛い」と形容されるほどの激痛
  • 発作は突然始まり、24時間以内にピークに達することが多い
  • 数日で治まることもありますが、再発を繰り返すと関節が変形することも

尿酸血症は生活習慣病の一部です

尿酸血症は、肥満・高血圧・脂質異常症・糖尿病などと複合的に合併しやすく、動脈硬化や腎障害のリスクも高めることが分かっています。そのため、痛風だけでなく、全身の健康管理が必要な生活習慣病の一種と位置づけられています。

治療法:痛みの予防と再発防止

生活習慣の改善
  • プリン体の多い食品を控える:レバー、白子、干物、魚卵など
  • 果糖ブドウ糖液糖を避ける:清涼飲料水や加工食品に注意
  • アルコール制限:特にビールは尿酸値を上げやすい
  • 水分摂取:尿酸の排泄を促進し、尿路結石予防にも有効
  • 適度な有酸素運動:ウォーキングなど。激しい運動は逆効果
薬物療法(必要に応じて)

薬剤分類

代表薬

作用

尿酸合成阻害薬

アロプリノール、フェブキソスタット

キサンチンオキシターゼを阻害し、尿酸の生成を抑制

尿酸排泄促進剤

ベンズプロマロン、ドチヌラド

尿酸の再吸収を抑え、排泄を促進

発作時の抗炎症薬

NSAIDs、コルヒチン

痛風発作の炎症と痛みを抑える

※薬の選択は、腎機能や合併症の有無に応じて慎重に行います。

当院の対応

  • 尿酸値の定期チェックと関節炎の予防指導
  • 生活習慣の見直し支援(食事・運動・飲酒)
  • 薬物療法の導入と副作用管理
  • 痛風発作時の迅速対応と再発予防プランの提案

「痛みが怖い」「再発が心配」「薬を減らしたい」など、どんなことでもご相談ください。患者さんの不安に寄り添いながら、安心して治療を続けられる環境づくりを大切にしています。

料金について

治療法

料金(目安)

痛風発作の薬物療法

未定

尿酸降下薬

未定

生活習慣指導

未定

痛風についてのよくある質問

Q1. 痛風発作が起こったら、どうすれば良いですか?

A1. 痛風発作が起こったら、まずは患部を安静にし、冷却してください。痛みが激しい場合は、市販の鎮痛剤を使用することもできますが、できるだけ早く医療機関を受診し、適切な治療を受けてください。

Q2. 痛風の治療薬は、一生飲み続けなければならないのですか?

A2. 尿酸値をコントロールするための薬物療法は、多くの場合、長期にわたって継続する必要があります。しかし、生活習慣の改善や、尿酸値が安定している状態が続けば、医師の判断のもとで薬を減量したり、中止したりすることも可能です。

Q3. 痛風に良い食べ物、悪い食べ物はありますか?

A3. プリン体を多く含む食品(肉類、魚介類、内臓、ビールなど)は、痛風を悪化させる可能性があるため、摂取を控えるようにしましょう。一方、野菜、果物、海藻類などは、尿酸値を下げる効果があるため、積極的に摂取することをおすすめします。

クリニックより

痛風は、放置すると関節の変形や腎臓の機能障害を引き起こす可能性がある病気ですが、早期に適切な治療を開始することで、これらのリスクを軽減することができます。当院では、患者さん一人ひとりの症状や生活習慣に合わせた、オーダーメイドの治療を提供しています。痛風発作の治療はもちろん、尿酸値をコントロールし、発作の再発を予防するための生活習慣指導や薬物療法にも力を入れています。また、痛風結節の除去手術や、腎臓の機能障害に対する治療も行っております。少しでも気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。私たちは、患者さんが安心して治療を受けられるよう、丁寧な説明と、心のこもった医療を心がけています。

立川市柴崎町、立川駅周辺でクリニックをお探しなら、とうやまクリニックにご相談ください。

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